発達障害の子供が園や学校に通うようになると
お友達と仲良くできているかどうかが心配になりますね。
子供が園や学校でお友達ができずに1人で
過ごす事が多いと親はなんとかしてあげたいと
考えるのではないのでしょうか。
入園や入学、進級で新しい環境からスタートする
通い始めの時期は子供も不安定になっている
場合もあり特に心配ですね。
また新しい環境にもう慣れていい頃なのに
未だに友達ができないということもありますね。
発達障害の子供に友達ができにくい時の原因と
どのような対処法があるのかを調べてみましたので
少しでもお役に立てればうれしいです。
発達障害の子供に関するお悩みのまとめです^^
発達障害の子供に友達ができにくい時は?
発達障害の子供に友達ができにくく
特に同じ年頃の子供とはなかなか友達になれない
なんて事はありませんか?
よく見ると一緒に遊ぶ相手が
全くいないわけではないのですが遊ぶのは決まって
年上や年下の子供という事もありますね。
それはどうしてなのでしょうか?
なぜなら年上の子供は遊びの時に
こちらに合わせてくれる事が多く
年下の子は自分のやりたいことを押し付けても
従ってくれるからなのです。
つまり年上年下の子供は自分の主張が通るので
発達障害の子供にとっては遊びやすいのです。
あとは発達障害の特性でもあるこだわりの強さから
一人の子供に執着してしまう事もあります。
そうなると相手の子供が息苦しさを感じて
2人の間でトラブルが起きてしまうのです。
そんな時はお友達と適度な距離感を持てるように
様子を見守ってあげましょう。
また衝動的にカッとなりやすいタイプの子供は
暴言を吐いて人を傷つけてしまい
お友達から避けられてしまうこともあります。
発達障害の子供は相手の気持ちを読むのが苦手な為、
友達がどんな風に感じているかを
教えてあげるといいですね。
発達障害の子供に友達ができにくい原因
発達障害の子供の友達ができにくい原因は
発達障害の特性がおおいに関係しています。
言葉や表情から相手の気持ちを読むのが苦手なので
本人に悪気はなくても友達を
傷つけるようなことを平気で言ったりします。
また感情をうまくコントロールできないので
喧嘩になることが多いです。
遊びのルールを守れないので
遊びの仲間に入れてもらえないこともありますね。
発達障害の子供に友達ができにくい時の対処法は?
発達障害の子供に友達ができにくい時の対処法は
友達付き合いのルールやコミュニケーションの方法を
子ども自身が学ぶことです。
その為には発達障害の改善効果がある事で
世界的にも注目を集めているソーシャルスキルを
身に着けるとよいと言われています。
ソーシャルスキルトレーニングはSSTと呼ばれていますが
、発達障害の子供が社会で他の人と関わりながら
生きていくために欠かせないスキルを身に着けるための
訓練の事を言います。
SSTは特別な事をするわけではなくボール投げのような
体をつかった遊びやカードゲームなどルールのある
遊びの中で行います。
ゲームの中で仲間を助けたり相談したりといった
やりとりをしながら
コミュニケーションを学んでいきます。
また物の貸し借りや代わりばんこの
仕方も教えてもらいます。
SSTは病院や療育センターで専門家に
訓練してもらう事ができ、
どんなことに困っているのかその子に応じた
プログラムを受ける事ができます。
マンツーマンの場合もあるし
グループで活動する場合もあります。
学校や家庭でもSSTを学ぶ機会は沢山ありますが
どうすれば良いか子供に1つ1つ教えてあげる
指南役が必要です。
他には学校や家庭以外にもう1つ子供が
自分らしくいられる場所を作ってあげることも大切です。
特に学校で友達が出来ずに孤立してしまっている場合は
そのままの自分を認めてくれる居場所が
発達障害の子供には必要です。
好きな分野の習い事や放課後デイサービスに
通うのもいいと思います。
まとめ
発達障害の子供は人の気持ちを読み取ることが苦手なので
友達ができにくいのですがソーシャルスキルを
身に着けていればみんなと仲良く遊ぶことが出来るはずです。
発達障害の子供にとってソーシャルスキルを
身に着けておく事は一生の宝になりますね。
ぜひ発達障害のお子さんを持つママも
ソーシャルスキルの知識を身に着けておきましょう。
また園や学校以外の別の場所で自分らしくいられる場所
というのも大切なことなのですね。
まずは家庭がお子さんにとって
自分らしくいられる場所でありたいですね。
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