赤ちゃんの頭のでこぼこはいつまで?治し方と注意点は?

子育て
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ママに限らず赤ちゃんと接したことがあるみなさん、赤ちゃんの頭の柔らかさに驚いたことはありませんか?
しかも赤ちゃんの頭は柔らかいだけではなくて、全体的に凹凸があるというか・・・でこぼこしていますよね?
大人の頭は固いですし、でこぼこもしていませんから
きっといつかは固くて凹凸のない頭になるのかな?と思いつつも
治らなかったらどうしよう?なにか病気なんじゃないか?と心配にもなると思います。
今回は、赤ちゃんの頭はいつまででこぼこしているのか、治す方法があるのか、治すときの注意点をご紹介していきますね。

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赤ちゃんの頭のでこぼこはいつまで?

授乳のときや沐浴のとき、赤ちゃんの頭にさわって「え?なんかデコボコしている?」と驚かれたママは珍しくないと思います。
そう、赤ちゃんの頭は柔らかくてところどころでこぼこしているんです。
だけど、大人の人で頭がでこぼこしている人はいませんよね。
一体いつまででこぼこしているのでしょうか?

そもそもなぜ赤ちゃんの頭がでこぼこしているかというと、生後間もない赤ちゃんの頭はまだ未完成だからです。
大人の場合頭は固い頭蓋骨で守られているので めったなことでへこんだり変形したりしませんけど
赤ちゃんは、大人のように頭蓋骨がしっかりくっついておらず、骨と骨の間に隙間があります。
なので触ったときに柔らかいのです。
これは産まれるときママの産道を通るために、そういう構造になっているんですね。
そのためちょっと頭を触っただけでへこんだり、同じ向きで寝かせていたら頭の形がいびつになったり、でこぼこした形になってしまうのです。
これは生後7ヶ月頃になると、赤ちゃんの頭蓋骨を形成する骨がくっついていくので固くなりますよ。

また、生まれてから2歳位までは、頭に2箇所くぼみがあることが多いです。

これは骨結合部分になるのですが、おでこの中心からそっと頭の中央部分に触っていくとまず1箇所へこみがあります。
それから、そのまま頭の後ろ辺りに触っていくと1番目のくぼみより小さめのくぼみがあります。
このくぼみにはちゃんと名前があって、おでこ側のくぼみを「大泉門」といって、後ろ側のくぼみは「小泉門」と言います。
このくぼみも産道を通るためにあるんですよ。
これは大体3歳くらいまでに完全に閉じます。

赤ちゃんの頭のでこぼこの治し方

赤ちゃんの頭のくぼみの理由や、赤ちゃんの頭が柔らかいことがわかりましたが
次に赤ちゃんの頭のでこぼこの治し方をご紹介していきます。
大泉門や小泉門は何もしなくても勝手に閉鎖していきますが
赤ちゃんの頭がへこんだりいびつな形のまま固定されたら困りますよね。
赤ちゃんの頭を綺麗なかたちで固定するコツやおすすめのグッズはなにかあるんでしょうか?
まずおすすなのがドーナツ枕です。
これはよくベビーグッズコーナーにいくと、ドーナツのように中央がくぼんでいる枕が販売されていますよね。
これは枕の真ん中のくぼみが赤ちゃんの後頭部にフィットして、頭の形を守ってくれるようなデザインになっています。
これを使用すれば、いわゆる「絶壁」とよばれる頭のかたちになるのをふせげます。

また、大抵の赤ちゃんは自分の好きな向きがあるので、ずっと同じ方向を向いて寝ていることが多々あります。
するとその部分だけが圧迫されて頭のかたちがいびつになることも・・・。
その対処法として最も手っ取り早いのが、ママが定期的に赤ちゃんの頭の向きを変えてあげることです。
これは常時赤ちゃんを見張ってなくてもいいので、ママが気づいたときに向きを変えるだけでも効果がありますよ。

また、冒頭にも書いたとおり、赤ちゃんの頭は大人に比べて柔らかいので「え、こんなことで変形するの?」と思うような些細なことでも変形することがよくあります。
さらに言えば、赤ちゃんの頭のかたちは生まれたての頃から絶えず変形しており、生まれた頃の形のまま大きくなることはありません。
しがたって、赤ちゃんの頭の形を維持することに労力を費やすよりも
「赤ちゃんの頭の形は常に変わっていくものなので、変な形になったときは、本来の形に戻す流れにする。」ぐらいの、大らかな気持ちでいた方がいいですよ。

赤ちゃんの頭のでこぼこを治す時の注意点は?

上でも紹介した通り、生後7ヶ月頃になると、赤ちゃんの頭蓋骨を形成する骨がくっついて固くなります。

ちなみに、赤ちゃんは生後3~4ヶ月で首がすわりだして、生後4~5ヶ月で寝返りや寝返り返りをするようになります。
このようにできることが増えると、親が静止しても言うことを聞かずあちこち動き回るようになります。
特に、寝返りやお座りができるようになると、「頭の形を治したいからじっとして」とママが頼んだところで言うことを聞くわけがありません。

そのため、赤ちゃんの頭の形を親の努力で治すことができるのは、せいぜい生後6ヶ月頃までが目安となります。
また月齢が大きくになるにつれて頭蓋骨は硬くなりますし、赤ちゃんの動きも活発になるので
できるだけ早い時期から頭の形の矯正を始めた方が、効果は上がりやすいです。

ただ、まれに病気が原因で頭の形がいびつになって可能性もあります。
赤ちゃんの頭の形が気になる場合、まずは一度、小児科に相談してみてくださいね。

さいごに

今回は、赤ちゃんの頭はいつまででこぼこしているのか、治す方法があるのか、治すときの注意点についてご紹介していきました。
最初は赤ちゃんの頭の柔らかさに驚くと思いますし、見るたびに頭の形がかわっていく気がして不安になったかもしれません。

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