赤ちゃんの肌って白くて柔らかくてすべすべで、触ると気持ちいいですよね。
ただそんな赤ちゃんの頭に、フケのようなものがでることが多々あります。
赤ちゃんの肌はあんなに綺麗なのに、どうして頭皮にはフケがでるのでしょうか?
毎日沐浴させて頭も洗っているのに、お手入れの方法が悪いのかな?皮膚の状態が悪いのか?などと不安になりませんか。
とういうことで今回は、赤ちゃんの頭にフケが出来た時の対処法、ケア方法と保湿の頻度をご紹介していきますね。
赤ちゃんの頭にフケが出来た時の対処法は?
毎日沐浴させているのに、赤ちゃんの頭にフケのようなものがあってそれが結構目立つ・・・実はよく聞く話です。
フケがでているとお手入れ方法が間違っているのかな?ちゃんと洗えてないのかな?と不安になりますよね。
対処法はなにかないのでしょうか?
まず、フケとひとくちにいっても、乾燥が原因のものと、皮脂による炎症が原因のものと大きくわけて2種類あります。
それによって対処法も違います。
乾燥が原因のものの対処法は、洗いすぎないことと、洗ったあとに保湿をすることが大切です。
それとは逆に、炎症が原因のものはよく洗うことが大切です。
なぜかというと、炎症が原因のものは乳児脂漏性湿疹といって
分泌が過剰になった皮脂が空気に触れて酸化し、皮膚が炎症を起こしている症状なんです。
皮脂は放置すると炎症の原因になるので、毎日石鹸で洗って清潔にすることが大切です。
基本的には上のようなケアを続けていけば改善していきますが
それでも改善しないときは、小児科や皮膚科を受診してくださいね。
乳児脂漏性湿疹の場合は、炎症を鎮めるステロイドのローションなどを処方してもらえますよ。
赤ちゃんの頭にフケが出来た時のケア方法
ケア方法も、乾燥が原因か炎症が原因かで異なります。
乾燥が原因場合は、洗浄力の高いベビー用のヘアシャンプーを使用すると、さらに乾燥がひどくなってしまいます。
乾燥の症状が出ているときは、ヘアシャンプーではなく(顔や体を洗うときと同じ)ボディソープや石鹸で洗ってあげましょう。
またお湯の温度にも気を付けないといけません。
寒い時期は、シャワーの温度をついつい高めにしたくなりますが、熱いお湯は肌や頭皮の乾燥を招きます。
大人でも冬場に熱いお湯で洗い物をすると手が乾燥しますよね?あくまで、赤ちゃんに最適なお湯の温度は38℃前後です。
また、乾燥には保湿のケアもとても大切になります。
保湿のケアとして、赤ちゃんから使える低刺激の頭皮用美容液を使用してあげてください。
炎症が原因の場合は、ボディーソープや石鹸ではなく、洗浄力の高い専用のベビーヘアシャンプーを使用するといいですよ。
また洗い方も大切で、大人の頭を洗うときのように指の腹でゴシゴシとしっかり洗ってあげてくださいね。
月齢の小さい子だと、頭頂部がペコペコしていますし、頭蓋骨には「大泉門」と呼ばれるへこみがあるんですが
そうなると、ちょっと触るのが怖いですよね。
ただここは皮脂分泌の多い部分なのです。なので、避けずに洗いましょう。
また、乳児脂漏性湿疹の場合黄色いかさぶたのようなものができますが
その部分は、普通に洗っても落ちにくいです。
なので、入浴する20分くらい前に、ベビーオイルなどで湿らせてやわらかくしてから洗うようにするときれいに落ちますよ。
赤ちゃんの頭のフケが出来た時の保湿の頻度は?
赤ちゃんの頭にフケができたときは、どのくらいの頻度で保湿すればいいのでしょうか?
基本的には、お風呂上がりや寝る前など、お肌の水分が不足しがちな時にベビーローションで保湿してあげるのが効果的です。
なによりフケ予防の観点からすると、頭皮を清潔にしてから使うのが大切なポイントにはなるので
その点を考えると、お風呂上がりに保湿してあげるのが一番効果的ですね。
ただ乾燥しやすい季節や、クーラーや暖房のかかった部屋に長時間いるときなど、赤ちゃんの皮膚の乾燥が気になった時はこまめに保湿をしてあげましょう。
さいごに
今回は赤ちゃんの頭にフケが出来たときどうすればいいのか、効果的なケア方法と保湿の頻度についてご紹介しました。
やはり一番大切なのは、なにはともあれ清潔にすることです。
また乾燥が原因のものでしたら、保湿も忘れずにしてあげてくださいね。
正しいケアをすることでフケも目立たなくなってきますし、なにより赤ちゃん自身が気持ちよくいられますよ。
赤ちゃんが健やかでいられるようにケアしてあげてくださいね。
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