子どもは成長するにつれて色々な事に興味を持ちます。
お絵描きも成長の一つとして,パパママも微笑ましい光景を目にすることも多くなってくると思います。
しかし,お絵描きを紙以外に書かれてしまうと微笑んでばかりもいられません。
ここでは特に服に書いてしまった時の対応について書いていきます。
子供がボールペンで服に落書きをした時の叱り方は?
まず子供は親を困らせようとして落書きしているのではないということを理解してあげることが大切です。
ではどうしたら良いのかと言いますと、
「ゲッ!!!」
という気持ちをグッと抑えて
「何を描いたの?」
と優しく聞いてみましょう。
すると子供は嬉しそうにその落書きを見せてくれるはずです。
「絵が上手になったねー!上手くかけたね!」とその時に褒めてあげると、子供は自分の行為を認められてことで心が満たされて更に嬉しくなります。
子供の落書きを認めてあげたら、
「今度はこっちの紙に描いてあげよう!お父さんも○○ちゃんが描いた絵が見たいって言ってたよ!」
と、紙に書くことを促します。
すると、子供はすんなりと紙の上に描いてくれます。
ある程度、やってもいい事といけない事の区別がつく年齢の子供が何度も紙ではない所に落書きをしてしまう時には、「服がエンエン泣いてるから紙に書いてあげよう」と、どうしてこの場所に描いてはいけないのかという理由を添えてあげるのも効果があります。
子供がボールペンで服に落書きした時の落とし方
〇準備物
除光液………これでボールペンを落とします
食器用洗剤…シミが広がらないようにするために使用します
お皿には少量のお水を入れて,除光液は数滴,食器用洗剤は1滴を落とします。
最初に、色移りを避けるため、タオルを下に敷きます。
次に、シミの広がりを抑えるための処置をしていきます。
食器用洗剤を1滴落とした方を使用します。
綿棒で、ボールペンの周りを食器用洗剤1滴を含んだ液で濡らしていきます。
シミの広がりを抑える処置の後は、除光液でボールペンを落としていきます。
除光液数滴を混ぜた液を使用し、綿棒で擦ります。
今回は、除光液でご紹介しましたが、メイク落としでも落ちます。
同様の手順で試してみて下さい。
子供がボールペンで服に落書きした時に落とす時の注意点は
(1)油性インクは耐久性に優れている
メーカーの企業努力により、ボールペンのインクは改良が進んでいます。
Uniなど、耐久性を重視しているため、汚れになった場合は落ちにくくなると前置きしている企業もあります。
出来るだけ落書きなどに使われないよう、普段の管理の工夫が必要です。
(2)消せるボールペンもある
フリクションに代表される消せるインクのボールペンがあります。
摩擦などで熱を加えることで色素を消すことが出来ます。
小さい子供がいる家庭などでは万が一の時に対処しやすいよう、製品選びの工夫も有効です。
さいごに
子供がお絵描きをする理由と,対応についての一助になればと思います。
みんなで楽しく成長できるといいですね。
コメント