発達障害の子どもが、今までは順調に学校に行っていたのに、
とつぜん不登校になり、このまま不登校がつづくと
引きこもりになってしまうのでは・・
とパパはとても心配になりますね。
パパの中には子どもの不登校についてネガティブにとらえ、
自分だって行きたくない会社に毎日がんばって通っているのに、
子どもの不登校なんて甘えているし許さない!
という人もいると思います。
日本ではいま不登校の発達障害の子どもが多いといわれていますが、
対応しだいによっては不登校の子どもを救うことができます。
今回は発達障害の子どもが不登校になったときに
父親ができること、不登校の子どもにNGな対応や
不登校になる要因はいったい何なのか?
ということを説明していきたいと思います。
子どもが不登校になったときの父親の役割は大きいです。
ぜひ参考にしていただけばと思います。
発達障害の子供に関するお悩みのまとめです^^
発達障害の子どもが不登校になった時に父親が出来る事は?
発達障害の子どもが不登校になったときにパパができることは
不登校になった子どもとそれを支える妻に理解をしめし、
家族の調整役に徹しましょう。
子どもはさまざまな事情があり
不登校という選択肢しかなかったのです。
「今まで学校によく頑張って通っていたね」と
子どもの一番の理解者になるつもりで気持ちを受け止めましょう。
また学校に行かないで家にいることも受け入れてあげましょう。
また子どもの不登校により、精神的に参ってしまっている
ママの話をよく聞いてあげることも大切です。
不登校の子どもと一番長い時間を接しているのは母親です。
どうすればいいのかわからずによい答えが出ずに
今のままでもいいか、と諦めてしまっていることもあります。
「もっとしっかりしろ」
とけっして責任転嫁せずにしっかりと話を聞いてあげましょう。
調べものが得意というパパもいるでしょう。
パパが発達障害の子どもにとって有益な情報をあつめることも、
ママの助けになるのではないでしょうか?
不登校の子供にNGな事
子どもが不登校になったとき、一刻も早く何とかしなければと
親は焦りがちになると思います。
そんなときにしがちなのが、
無理に学校に行かせることではないでしょうか。
不登校の子どもにNGなのは、早く学校に復帰させようと
結果を早く求めないことです。
不登校になっているとき、子どもは外の世界が怖い
という気持ちがあります。
もし学校のクラスの子どもや知り合いに会ってしまったら
どうしよう・・という心境になっていることもあります。
また学校に行けなくて困っている子どもに対して
「学校をさぼるな」「頑張って学校に行きなさい」という言葉は
かけないようにしましょう。
子どもはみんなについていけるように
学校生活を十分に頑張っていたのです。
不登校になるのは、学校に通えないほどに
追い詰められてしまっているので
子どもが学校に行きたくないと訴えているにも関わらず、
その気持ちを否定することは、家庭にはあなたの居場所はないよ
といわれているのと同じことになるのです。
発達障害の子どもが不登校になる要因は?
発達障害の子どもが不登校になるのは、生まれながらの特性から
集団行動が苦手であることや感覚がほかの子と違う、
勉強についていけないということが要因としてあります。
義務教育はとくに集団行動を大切にしているので、
発達障害の子が集団の輪を乱すと、クラスメートや
発達障害に理解のない先生から疎まれてしまうことがあります。
勉強面に関しても得意な科目と苦手な科目の差がはげしく、
苦手科目に関しては授業についていけず、他のクラスメートに
遅れをとってしまいがちになります。
また聴覚や触覚、視覚、嗅覚、味覚がとくに過敏ということもあり、
我慢が足りないと誤解を受けることもあります。
変わっている子どもということで周りからいじめにあい、
孤立して不登校になってしまうのです。
さいごに
発達障害の子どもが不登校になったときは、
たとえ学校に行かなくても、お父さんはあなたのことを
変わらずに大好きだよと子どもに伝えてあげましょう。
子どもによってはかなりの時間が必要かもしれませんが、
家庭を基盤として親子で少しずつ
外の世界に目を向けていくといいでしょう。
お父さんは子どもと一緒に楽しめる趣味を
持つといいかもしれませんね。
元の学校に戻るのが無理そうなときは、転校することで
事態がよくなることもありますし、習いごとなど
学校以外のその子らしく過ごせる場所で過ごすのもいいでしょう。
子どもの不登校を冷静に判断できるのはお父さんかもしれませんね。
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