幼いころから生き物と一緒に生活をすることで
子供の情操教育にもなると言われています。
ペットの中でも代表的な猫はとても人気がありますね。
発達障害の子供のいる家庭で猫を上手く
飼うことができるのかとても気になりますね。
猫を飼う上での心配事の対処法や猫を飼うことで
発達障害の子供にメリットはあるのでしょうか?
色々と調べてみました。
発達障害の子供に関するお悩みのまとめです^^
発達障害の子供に猫を飼うのはどうなの?
猫は自由奔放な生き物なので行動が予測しづらく
予測できないことが苦手な発達障害の子供には
飼えないのでは?と思ってしまいますよね。
でも心配することはありません。
猫は犬みたいにお座りや待て、伏せのしつけは
いらないですし、音に敏感な発達障害の子供も
猫の鳴き声なら大丈夫ではないでしょうか。
また猫は人間とちょうどいい距離間を保ってくれるので
飼いやすいといえますね。
猫にかぎらずペットを飼うことで発達障害の子供の
社会的スキルが高くなるなど良い影響を与えることは
専門家による研究で明らかになっています。
野良猫や捨て猫を保護したり知人から譲りうけたり
里親になったりすると出会うのが
キジトラや茶トラなど雑種の猫ですね。
性格は住んでいる環境や親猫の影響もあり
個体差があります。
人懐っこい猫と警戒心の強い猫がいますが、
昔から家猫として人間と暮らしてきているので
飼いやすい猫と言えますね。
純血種の猫ではアメリカンショートヘアや
スコティシュフォールド、マンチカン、ラグドールが
爪を立てたり引っ掻いたりしない
優しい気質なので飼いやすくお勧めです。
子供に猫を飼う時の対処法
発達障害の子供が猫を飼う時は
様々な心配事がありますが、
それらの対処法について紹介していきます。
発達障害の子供はこだわりの強い子もいて
猫の目や耳、鼻、毛の模様など特定の場所にだけ
強い関心を持つことがあります。そのこだわりから
猫の嫌がる行為を繰り返してしまう
ということも考えられます。
そのような時は他のパーツの近くにシールを張り、
特定の場所以外にも注意を向けさせるといいですね。
また気持ちを読むのが苦手な発達障害の子供は、
猫がどう感じているのか想像できないこともありますね。
猫が嫌がっているのにも関わらず
強くしっぽをつかんだり、蹴ったり、
またがってしまうかもしれません。
子供が猫に触れる前は絶対につかんだり、蹴ったり、
叩いたりしないと子供に約束させましょう。
目の前でしてはいけないことをした場合は
分かりやすく短い言葉で注意します。
そのあとに必ずして欲しいことを伝えましょう。
発達障害の子供は言葉だけでは理解しにくいので
絵カードや写真を使って説明すると効果的です。
ルールを守れるようになったら褒めてあげると
子供は猫のお世話をすることに
自信を持てるようになります。
発達障害の子供が猫を飼うメリットは
子供が猫のお世話をすることによって
自分は猫の役に立っているという気持ちになり
自己肯定感が高くなります。
発達障害の子供は日頃ミスや苦手なことが多く
自分に自信を持てなくなっています。
猫と共に生活をすることで子供が
自分を大切にする気持ちが育ち、
自信を取り戻すようになるのです。
また発達障害の子供にとって猫を飼うことは癒しになり
ストレスが減ると言われています。
さいごに
発達障害の子供が猫のお世話をすることで
自分の存在価値に気づき
良い効果があることが分かりました。
猫を飼うときは爪を立てたり引っ掻いたりしない
穏やかな気質の猫を選ぶと飼いやすいでしょう。
猫にしてはいけないことをしっかりと言い聞かせ、
どんなことをすると喜ぶのか
教えてあげる必要があります。
猫を飼おうか考え中のママはぜひ参考にして下さいね。
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