ADHDとアスペルガーという言葉を聞いたことがありますか?
ADHDとアスペルガーは発達障害の中の分類された名称です。
ADHDとアスペルガーの違いって一体何なのでしょうか?
診断の方法や発達障害の二次障害とはどういった事なのか
疑問を持ち、色々と調べてみましたので
よろしければ参考にしてみて下さい。
発達障害の子供に関するお悩みのまとめです^^
ADHDとアスペルガーの違いは?
ADHDとアスペルガーの違いってどういう所なのでしょうか?
実は、ADHDとアスペルガーの違いというのは、
共通する特徴が多い為
専門家でも見分けるのが難しいと言われています。
ADHDは年齢や発達に不釣り合いな
不注意、多動性、衝動性が特徴です。
ASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群)は
こだわりの強さや社会性の難しさ、言葉の発達の遅れ、
興味、関心が狭く,特定の人や物にこだわる事をいいます。
ADHDとアスペルガーの共通点は、
こだわりの強さと注意の切り替えが難しい為
うっかりミスや次の行動に移しにくい
周りの空気が読めず自己中心的になってしまう、
集団行動が出来ないなどが挙げられます。
私の子供のようにADHD、自閉症スペクトラムと
両方診断を受ける事もあります。
自閉症スペクトラムは「アスペルガー症候群」
「自閉症」「広汎性発達障害」をひとくくりにした
最新の呼び方だそうです。
私の子供は道路に飛び出すなどの衝動的な行動、
服の色や形などのこだわりの強さ、集団生活において
皆と同じ行動が出来ないなどがあり、診断を受けました
ADHDとアスペルガーの診断方法
ADHDとアスペルガーの診断方法ですが
知的な遅れはない為、外見からはわかりずらいようです。
ただ、小さい頃から特徴は出てくるようです。
例えば、赤ちゃんの頃は
目を合わせない、笑わない、音・触覚など過敏である。
人見知りをしない、指差しをしないなど
発達段階で本来出来る事が出来ない等です。
幼児期では、集団で孤立しやすい、
特定の順番や並び方、場所などにこだわりをもつ
相手の表情が読めない、
1人遊びに熱中すると周りが見えない
特定の物や知識を集める事を好む、
親がそばにいなくても平気、などです。
自分の子供が周りの子と、どうも感覚が違うなと思ったら、
医療機関の前に、まずは無料で相談に乗ってもらえる
相談窓口に行きましょう。
子供の場合は保健センターや子育て支援センター、
児童発達支援事業所です。
私の子供は1歳半検診の時に落ち着きがなかったので
保健センターの保健師さんに相談しました。
そこで発達が心配な子供が集まるサークルを紹介してもらい、
そこで療育を知り、
一年間診断名のないまま療育に通いました。
確かな診断が欲しいと思ったのは、
幼稚園に入園し、集団生活に入ってからです。
私は発達について色々調べ、ADHDの特徴に
あまりにも一致していた為、もしかしてADHDなのかと思い、
ADHD専門の児童精神科に行き、
そこで診断基準を設けた発達テストを行いました。
子供の普段の様子や困難な事を
しっかり話を聞いてもらった上で
総合的に判断してもらいました。
ADHDの二次障害とは?
ADHDには二次障害というものがあります。
二次障害というのは、反抗挑戦性障害というのがあって
大人から決められたルールに従う事に
積極的に反抗して口論を吹っ掛けるようです。
また、わざと周囲の人をイライラさせて
自分の失敗や失礼な行動をとるのは
他人が悪いからと人のせいにします。
また、過興奮したり、すねたりもしやすいです。
目上の人だけでなく、友達や大人になってからは
恋人やパートナーともトラブルを起こしてしまうようです。
相手を駄目だと批判や非難をしたりして抑圧すると
かえってひどくなるようです。
対応としては、本人にとっての改善策を
言ってあげる事が良いみたいですね。
二次障害は就学前の幼児期に発症し、
青年期初期以降の発症はあまり見られないようです。
さいごに
私の子供の頃は、周りとはちょっとだけ違う子供がいても
特に発達障害とは言われていませんでした。
ですから幼少期に診断されず
大人になったという人も多いと思います。
大人になってからは、社会に出てうつになったり
不安症状などで生きづらさを
感じながら過ごしている人もたくさんいると思います。
トラブルを起こすのは、
発達障害の特性からくるものだったりもします。
特にADHDやアスペルガー等の
発達障害の子供を育てていたり
周囲に発達障害の疑いのある人がいるようでしたら
よく特性について理解する事が必要だと思います。
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