お気に入りのパンツはすんなり履いてくれたものの
トイレへ連れて行こうとすると大泣き、怖がって便座に座らない、そして逃げる...
なかなか一筋縄ではいかないことも多いトイレトレーニング。
いつかはみんな、おむつは外れるものとわかってはいても、
便座に座ってくれもしないとなると、ちょっと焦ってしまいますよね。
お子さんがトイレを怖がる原因を探し出して、トイレの中の「怖いもの」を
取り除いてみましょうか。
子どもがトイレを怖がる原因は?
今までおむつで排泄をするのが当たり前だったのに、
急に大きな穴の開いた便器に座ってと言われたら...
我が家の息子は、大泣きしながら言いました。
「こわい。」
テディベアの絵が描いてある補助便座も用意して、その上に座らせようとしたのですが
ダメでした。
初めて便座に座らせようとしたのは2歳になったばかりの頃だったので、
息子の体もまだ小さく、便器が大きく見えて落ちそうで怖かったようです。
テレビなどで、怖い画像を見てしまったことがある場合、
その画像が脳裏に焼き付いていたりすると、トイレを怖がることがあるようです。
トイレから「怖い」それが出てくると言って泣きます。
心当たりはありませんか?
コミュニケーションが取れるようなら、なんで怖いのかをお子さんに聞いてみましょう。
子どもがトイレを怖がる時の対処法
まずは、トイレは怖い場所というイメージを拭い去ってあげましょう。
お子さんの好きなキャラクターのポスターを張って
便座に座った時だけ触れる、トイレ専用のおもちゃを用意するなどして
トイレは楽しい場所だという印象を作ってみてください。
トイレに座って足が地面に届かなくて不安に感じるお子さんも多いようです。
そういう場合は、踏み台を便座を囲むU字型に替えてみてはいかがでしょう?
トイレトレーニングは、最初は便座に座ることに慣れさせるつもりで始めてみましょう。
座ることができたらたくさん褒めてあげてくださいね。
便座に座る、排泄するなど、今日の目標が達成できたら貼れるご褒美のシールも
お子さんは喜ぶと思いますよ。
2歳前後のお子さんで、あまりにもトイレを怖がったり、嫌がる場合は
トイレトレーニングを開始する準備が整っていないのかもしれません。
2歳になる少し前に始めた息子のトイレトレーニングは、一度中断しました。
トイレでの排泄は時々成功していましたが、とにかくトイレが怖かったようで
おそらく心の発達が未熟だったのだと思います。
結局、息子のトイレトレーニングが完了したのは3歳1カ月の時でした。
尿を膀胱に貯める、出すというコントロールができるようになる体の発達も大切ですが、
排泄はトイレでするものだと理解し、チャレンジできる気持ちを持てるかどうかの
心の発達も重要なのではないでしょうか。
子どものトイレトレーニングでやってはいけない事は?
強引に連れていく、叱ることは絶対にするべきではありません。
今までおむつの中で排泄することが当たり前だったのに、
急にお尻がスース―する状態で排泄をするように言われても
切り替えがすんなり行くはずもありません。
焦らず気長に、お子さんのペースに合わせてトレーニングを進めていきましょう。
さいごに
焦らなくても大丈夫ですよ。
少しトレーニングを始めてみて、お子さんの様子を見ながら
開始はまだ早かったと感じるなら中断したって構いません。
トイレトレーニングを早く開始したからといって、
おむつが早く外れるということではないのです。
お子さんの心身の準備が整った時に、おむつは要らなくなります。
そして、成功した時はたくさん褒めてあげてくださいね!
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