子供たちの痩せ願望が問題とされる理由には、成長期のダイエットの危険性が指摘されています。
成長期には、体を大きくするために、骨が太く長くなり、筋肉量も増えます。 臓器も、体の成長に合わせて大きくなります。
ダイエットについて再確認していただければ…と思いながら書かせていただきます。
私が大学生の時に聞いた話と合わせて書かせていただきます。
思春期の年齢まではカルシウムを蓄えることができるが、その年齢をこえると蓄えることはできないし、蓄えた物を使うのみになるそうです。
なので、いくらカルシウムを摂取してもそのときに使うだけで蓄えられないため、年齢とともに骨がもろくなったり歯が溶けていったりしてしまうのだとか…
蓄える子供の時期にダイエット…
筋力をつけて基礎代謝量を増やして…など、正しいダイエットなら良いですが、体重を減らすだけのものはダイエットとは言いません。ただの減量です。
また脂肪細胞は２～３年覚えているそうで、２～３年体型の維持ができないとリバウンドをするそうです。
食生活も痩せたからといって、もとの食生活に戻すと完璧にリバウンドします！
また、女子に限られますが、生殖器系統が発達する以前～発達する時期に、栄養不足に陥ると、 ホルモンの成長も妨げられるため、無月経や不妊の原因になるだけでなく、 更年期が早く訪れてしまったり、生理不順になってしまったりすることがあります。
誰が見ても太りすぎだったり、肥満傾向で心配な子供だったりする以外のダイエットはオススメできないと私は考えています。
当たり前のことですが、食事、睡眠、運動だと思います。
《食事》
炭水化物を先に胃に入れない。
野菜を必ず摂取する。（生野菜より火を通した方が量を多く食べられる）
バランスのとれた食事。
おやつは過剰に取り過ぎない。
《睡眠》
年齢にもよりますが、８～１０時間、１２時間くらい睡眠をとれれば良いと思います。
早寝早起き、規則正しい生活（リズム）を作ってあげましょう。
《運動》
授業を一生懸命やることはもちろんですが、家で空いている時間にかかとをあげる運動もエネルギーを消費しますよ。
腹筋、背筋など基礎筋力をつけることも重要です！
〇何も食べない系のダイエット。
〇同じものだけ食べ続けるダイエット。
〇着るだけで痩せる！系の服やサポーター。
〇痩せるサプリ。
〇激しすぎる運動。
は危険だと思います。
年齢にもよりますが、子供同士の話はどこまで本当なのか分かりません。
やり過ぎてしまうこともあります。過激すぎるダイエットはやめさせて下さい。
いかがでしたか？
先ほども書かせていただきましたが、太りすぎのため歩行が難しいとか、走っていると呼吸困難に近い症状になってしまうとか、生活に支障をきたす場合以外はダイエットを考えなくていいのではないかと私は思っています。
お子さんの様子、体型を見て親子でどの方法が良いのか検討してみて下さい！