口の中に口内炎ができて「しみる」「痛む」などの症状があっても、子供はうまく伝えられずに症状が悪化してしまうことがあります。
かわいそうですよね。
今回のテーマは5歳ということでしたが、5歳に限定せず子供ということで書かせていただきます。
また、舌ではなく口内炎全般と言うことで書かせていただくこともご了承ください。
目次
○口の中を清潔にする
歯みがきがうまくできていなかったり、歯間に食べかすが残っていたりすると、口の中に細菌が増える原因になります。
○抵抗力をつける
偏った食事をとっていたり免疫が落ちていたりすると栄養が不足し、口内炎になってしまうことがあります。
抵抗力をつけるためにビタミンC、ビタミンB2、ビタミンB6、鉄分、亜鉛などを摂取しましょう。
口内炎ができる原因のひとつに、口の中にできた傷があります。
そして、口内炎のもととなる傷ができるのには、以下のような理由が考えられます。
自分で口の中を噛むことでできる傷、遊んでいてぶつけたときに、歯が当たって口の中が切れてできた傷などが口内炎の原因になります。
また、歯が横向き、ななめ向きなどおかしな方向に生えていて、口の粘膜を刺激していることもあります。
疲れやストレスがたまっていたりすると、身体の抵抗力が落ちて、口内炎が発症しやすくなります。
さらに、ビタミンB2などの栄養不足、食生活の偏りなども口内炎の原因となります。
ウイルスや細菌への感染でも口内炎ができます。
これをウイルス性口内炎といいます。
単純ヘルペスウィルスが原因のヘルペス性口内炎や、コクサッキーウイルスが原因のヘルパンギーナなどがあります。
免疫力が弱っているとかかりやすくなります。
口の中をやけどしてしまうことで、粘膜が赤くはれるカタル性口内炎を引き起こすことがあります。
粘膜がピリピリしびれたり、痛みが出たり、皮がむけたり、水ぶくれになったりする症状が見られます。
また、舌をやけどしてしまった場合、味覚がにぶくなることも考えられます。
熱い食べ物や飲み物をお口に含む際には注意しましょう。
金属アレルギーがある子供の場合、歯医者さんの治療で被せ物、詰め物に金属を使うことで炎症が出ることがあります。
症状としては、舌や頬の内側など金属と触れる部分が赤くなったり白くなったりします。
すぐに症状が出る場合は分かりやすいのですが、治療のあとしばらくたってから症状が出ることもあるので要注意です。
口の中にカンジダ(カビの一種)が増えることで、カンジダ性口内炎にかかることがあります。
栄養不足が原因の免疫力の低下や、ケア不足でお口の中に不潔な状態が続くことで発症にいたりやすくなります。
治すことが1番だと思います。
☆うがい薬を使う
唾液が分泌されずお口の中が乾いてくると、細菌が増えて口内炎になりやすい、または悪化しやすい状態です。
例えば、殺菌作用のあるうがい薬を使ってお口をゆすぐことで、細菌の増加を抑えられるので試してみてください。
☆薬を使う
口内炎用の塗り薬は病院に行かなくても市販されています。
その種類は塗り薬のほか、貼るパッチタイプなどがありますので使いやすいものを選びましょう。
痛みやはれが少なく軽い症状であれば、これらの市販薬を使ってもよいかもしれません。
☆2週間以上改善しないなら歯医者さんへ
口内炎と思っていたのになかなか治らず、くわしく検査したら違う病気だったということもあります。
2週間以上改善しないようなら歯医者さんに行くことをおすすめします。
ただ、痛みやはれ、ただれがひどい場合はすぐにでも診察してもらう必要があります。
近くにいるママが判断してあげてください。
実は私も舌に口内炎ができるタイプです。
逆に、口の中にできたことはありませんでした。
舌にできると地味に痛いんですよね。
昔は歯磨き粉をつけたりしていましたが、やはり市販薬でもいいから1日でも早く小さくする(治す)ことが子供にストレスがかからないのではないかと思います!