兄弟にADHDの子供がいると喧嘩が絶えないという
悩みをもつご家庭もあると思います。
私の子供にもADHDの子供がいてきょうだいがいますが
毎日のように喧嘩が絶えません。
どちらかが原因ではあるのですが
ADHDの子供は特に悪目立ちしてしまい
事態をさらに悪化させてしまいます。
ADHDの子供は喧嘩の時に興奮してしまうので
なかなか兄弟喧嘩がおさまりません。
ADHDの子供の兄弟喧嘩を
上手くとめる方法はあるのでしょうか?
そして兄弟喧嘩しないための日頃の予防法や
子供が喧嘩っ早いとき親はどのように行動すればいいのか
疑問に思いましたので色々と調べてみました。
発達障害の子供に関するお悩みのまとめです^^
発達障害の子供の悩みのまとめ - 育児の色々 |
よく兄弟喧嘩は無理に止めず親もなるべく
介入しない方がいいと言いますね。
しかしADHDの子供の場合は親が介入して
しっかり止める必要があります。
特に怒りで興奮している状態ならお互いに
怪我をしてしまうこともあるので
距離をおく必要があります。
ある程度子供の気持ちが落ち着いてきたら
どうして喧嘩になったのかADHDの子供や
他のきょうだいに話す機会を作ってあげましょう。
ポイントは子供が嫌だったことに共感しながら
気持ちを代弁してあげることです。
共感し代弁することによって自分のことを
理解してくれているという安心感が生まれ、
興奮していた気持ちを落ち着けることができます。
「○○はこういうことが嫌だったんだね。
どうすればよかったと思う?」と子供に問いかけながら
何が原因だったのかを考えてもらうことが大切です。
兄弟喧嘩のときはADHDの子供をどうしても
叱ってしまいがちなのですが
実は他のきょうだいが原因のこともありますね。
お互いの話をよく聞いて喧嘩になってしまった原因を
探して子供にどうすれば良かったのかを
考えてもらうことで次に同じような出来事が起きても
兄弟喧嘩を防ぐことが出来るのではないでしょうか。
多くの親は喧嘩ばかりしないできょうだいが
仲良く遊んでほしいと願っているのではないでしょうか。
兄弟喧嘩の一番の予防法は
兄弟同士仲良くすることです。
きょうだいが仲良くなるには
共通の体験をさせてあげることですね。
例えば家族一緒に何かをする機会を増やす事で
お互いを思いやる事ができます。
旅行やお出かけもいいですし、誕生日の日に
兄弟でプレゼントを贈り合うこともいいですよね。
一緒にトランプやウノなどカードゲームで
遊ぶという方法もありますね。
きょうだいで同じ習い事をするのも効果がありますよ。
あとは他のきょうだいにADHDの子供には
どう対応すればいいのか
ママが教えてあげるといいですね。
ただ障害があるからという説明ではなく
「お兄ちゃんは大切なおもちゃを
○○ちゃんに取られると腹が立って叩いちゃうの。
だからおもちゃはお兄ちゃんに貸してと言って
いいよと言ったら使ってね」
と具体的に教えてあげるのです。
そして「お兄ちゃんには○○ちゃんを叩かないように
ママが注意するからね」と他のきょうだいを
ママが守ってあげるということを伝えます。
ADHDの子供がいるとどうしてもその子に
かかりっきりになってしまい他のきょうだいの
負担についてつい見逃してしまいます。
他のきょうだいは我慢しなければならない場面も多く
不平等さを感じているので
ママのフォローは不可欠なのです。
*
ADHDの子供は衝動性が強いため
喧嘩っ早いという印象を持たれがちですね。
例えば友達にからかわれたり悪口を言われたりすると
怒ってすぐに手が出てしまったり
順番が守れず抜かしたり押したりしてしまい
喧嘩になるということもあります。
ハサミやバッドなど危険なものを人に向けていたり
暴力を振るいそうになったりした場合は
手の動きを封じ危険なものを親が奪いとり
強く叱りましょう。
そして気持ちを落ち着かせるために子供をできるだけ
刺激の少ない場所に連れていきます。
発達障害の子供は視覚からの情報で衝動的な行動を
とってしまうこともあるので10秒間目を閉じると
気持ちの切り替えができることがあります。
何度か深呼吸をさせてみてもいいですね。
何度かやってみると今度は子供自身がその方法で
自分の衝動や興奮を押さえることができます。
ADHDの子供の兄弟喧嘩は他のきょうだいに
負担をかけている場合があるので親が介入してあげる
必要があることがわかりました。
子供の嫌だった気持ちに共感しながら
お互いの話をしっかり聞いてあげましょう。
何が原因で喧嘩してしまったのかを子供に
考えてもらうことで次からは喧嘩せずに
きょうだいが仲良く遊べるようになります。
もし危険な行動にでた場合動きを制しましょう。
日頃から共通の活動をして、
きょうだいが仲良く過ごせるように
パパやママは工夫してみてはいかがでしょうか。