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赤ちゃんの周りのダニの駆除方法は?予防法と注意点はどこ?

子育て中のママにとって、つねに悩みはつきませんが
赤ちゃんのダニ対策で悩んでいる方、けっこう多いんじゃないでしょうか?
なぜかというと、マンションもそうですが最近の一戸建ては気密性が優れていますよね。
冬はあたたかいし、エアコンも効きやすいので言うことなしですが
実はそれが災いして、家の中でダニが増殖しやすくなっているんです。
そうやって増殖したダニの住処といえば、お布団の中を連想する方が多いと思いますが
赤ちゃんは大抵いつも布団の中にいますよね。
これはなんとかしないといけません。
そうはいっても赤ちゃんがいる場合は
不用意に殺虫剤とか薬は使いたくありませんね
そこで今回は、赤ちゃんに安全安心なダニ対策や
殺虫剤や薬を使わないで赤ちゃんをダニから守る、とっておきの方法
赤ちゃんが万が一ダニに刺されたとき、なにに注意すればいいか・・・
などについて紹介していきますね

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赤ちゃんの周りのダニの駆除方法は?

ダニの発生に悩んでいるママは、どうにかして駆除したいと考えますよね。
とはいっても、家の中には赤ちゃんがいますから
強い殺虫剤は使えないし・・・どうしたらいいんでしょうか。

ところで、ダニの多くは寝具やじゅうたんにいますが
そして寝具は赤ちゃんが一日の大半過ごすところ。
そうなると、まずダニの駆除方法として真っ先に思いつくもの・・
それは、「布団を天日干しする」ではないでしょうか?
あるいは吸引力の下がらない某社の掃除機で布団を吸う・・・などでしょうか。
布団をほして掃除機で吸って・・・
これでダニ対策はバッチリ・・・と思いたいところですが
実はこれだけではたりないのです。
なんと、ダニ対策としての布団天日干しは、効果がないことが証明されています。
それはなぜかというと、天日干しの温度ではダニは完全に死滅しませんし
吸引力がおちない掃除機で吸ったとしても
ダニの死骸は吸い取れますが、生きて動いているダニまでは吸えないのです。
なんなら、天日干しの後思いつきり布団たたきでパンパンしようものなら
布団の奥底にいたダニが動いて表面まででてきてしまう・・・なんてことも。
また、布団を天日干しした後、布団叩きをしてダニを死滅させたとします。
でも、その死骸がダニアレルギーの原因なんです。
ダニに刺されるのも嫌ですが
赤ちゃんがダニアレルギーになったら、それこそ大変ですよね。

ところで、ダニが高熱に弱いのはみなさんご存知かと思います。
天日干しのような中途半端な熱ではダニは死にませんが
実はコインランドリーの乾燥機に30分ほどかければ、ダニは完全に死滅します。
死滅した後に、掃除機で吸えばダニの駆除ができますよね。
ただ、コインランドリーの使い方には注意点とコツがあります。
詳しくはコインランドリーの乾燥機に注意点などは書いてありますが
掛け布団はできても敷布団はできませんし
羽毛布団もなかまでは乾きにくいです。
あとは、コインランドリーは毎回コストがかかります。

そこでもう少し強力にダニ退治する方法として、布団乾燥機を使う手があります。

ダニは乾燥に弱いので、布団乾燥機で布団を乾燥させるだけでなく
布団乾燥機にダニ退治機能がついているので
それを使う事で、より完璧にダニを退治することが出来ます。

このダニ退治機能がどういう理屈かというと
強めに熱風を出すことで高温によりダニを死滅させるというシステムです。
なるほど、理にかなっていますよね。
そしてこの時注意するのは、ベビー布団だと布団乾燥機のマットが大きくて
ベビー布団の外に出てしまうと思いますので
布団乾燥機をベビー布団に使う場合は
大人用の布団や毛布の間に入れて、ダニ退治機能を使うといいですよ。

赤ちゃんをダニから守るための予防法

ところで、ダニはさされると痒いだけではなくダニアレルギーの原因にもなります。
ダニが原因となるアレルギーには、鼻炎やアトピー性皮膚炎など様々ありますが
気管支ぜんそくについては、その原因のほとんどがダニだといわれています。
ぜんそくは命にもかかわりますし、こわいですよね。
これはダニの死骸やフンを吸い込むことで発症すると言われていますし
よく聞くハウスダストも、その多くはダニの死がいやフンだそうです。
アレルギーは、なってからではおそいので
そうならないために予防することがとても大切です。

赤ちゃんをダニから守るために
予防効果の高い赤ちゃんの頃から、寝具をしっかり管理することが
赤ちゃんへのダニの影響を防ぐ、最も効果的な方法といえます。

さきほどダニの駆除方法をご紹介しましたが
上記の駆除方法を実践し、ダニを駆除しダニアレルゲン除去をしたのなら
家庭内で赤ちゃんが過ごしても安全といえます。
とはいえ、一度ダニが発生したことがある場合
そのお宅はダニが繁殖しやすい・・・といえなくもありません。
ダニは、温度25℃以上で、湿度70%以上の湿った
髪の毛やフケ、お菓子の食べかすなどの「餌」がたくさんある環境を好みます。
ということは、これらと真逆の環境にすればいいはずですが
とはいっても温度を常に25℃以下にするのは現実的ではないと思うので
湿度管理と衛生管理を中心に、ダニ予防をしていくのがベストですよね。

そのためには、換気と衛生管理がとても重要になります。
具体的には、寝室の窓を毎日開けて換気をしっかり行い湿度対策を行ったうえで
赤ちゃんの布団やシーツはこまめに洗ってあげる
赤ちゃんが過ごす部屋はこまめに掃除する
などコツコツとした対策が必要となります。
また、寝具のマットレスは、マットレスの表面が乾きやすいように
掛け布団はめくった状態でしばらく置いておくことがおすすめです。

ここまでしっかりと湿度・衛生管理を行えば
赤ちゃんをダニから守れるはずです。


赤ちゃんがダニに刺された時の注意点は?

これだけ気を付けても赤ちゃんがダニに刺されてしまった
そんなときはなにに注意すればいいでしょうか?

まずここで疑問に思うのは
赤ちゃんがダニに刺されると、そういう症状がでるの?他の虫刺されとなにが違うの?
ということだと思うので、そこから説明していくと
赤ちゃんがダニに刺された場合、赤いポチッとした湿疹ができます。
そして、赤ちゃんは大人とくらべて免疫機能がまだ発達しきっていないので
大人が刺された時よりも、赤い腫れが大きくなりやすいといわれています。
要するに症状が悪化しやすいということ。
赤みが広がれば当然熱を持ちやすく、かゆみが強くなります。
また、刺された中心には硬いしこりが出来きて不快感を伴います。
さらに悪化すると、水ぶくれが出来てしまい皮膚がただれてしまいます。

かゆみが長引くので、赤ちゃんだって不快ですからぐずりやすくなりますし
いくらママが注意をしていたところで
赤ちゃんがかきむしってしまい、より赤みがひどくなってしまいます。
また、赤ちゃんの爪が伸びている場合
その爪で湿疹をかきむしってしまうと、「とびひ」になる可能性もあります。
「とびひ」とは正式名称が「伝染性膿痂疹」というんですが
感染力の高い皮膚の病気で、決して甘くみることはできません。
なので、赤ちゃんの爪は常時短く切ってあげましょうね。

その赤みやポチッとした湿疹が
他の虫刺されかダニに刺されたものかの判断は難しいと思いますが
腫れがひどかったり、長引いている時は
はやめに皮膚科を受診するようにしてくださいね。

さいごに

今回は、赤ちゃんのいる家庭でのダニの駆除方法
ダニの繁殖の予防法と、赤ちゃんがダニに刺されたときの注意点についてご紹介しました。
ただでさえ、赤ちゃんがいるママは毎日忙しくて戦場なのに
ダニ対策までしなければならないとなると
「まだ仕事が増えるの・・・。」と思うかもしれません。
ただ、この時期のダニ対策はとても重要なのです。
ここはぜひ、パパの協力をあおぎましょう。
ママとパパ二人が赤ちゃんのためにタッグを組み
ダニがいない住処をつくりあげてくださいね。

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