2歳の発達障害の子供の偏食がひどくて
毎回食事を用意するのが大変というママもいると思います。
2歳児は成長の度合いに個人差があり発達障害と
診断するのは専門家でも難しいといわれていますが、
まれに2歳以下で発達障害の診断を受ける子供もいます。
発達障害の子供が偏食になることは多いといわれていますが
発達障害の子供の偏食の原因はいったい何なのでしょうか?
食事を嫌がるときの対処法や
食事を食べてもらう方法を紹介したいと思いますので
偏食にお悩みのママはぜひ参考にして下さい。
発達障害の子供に関するお悩みのまとめです^^
発達障害の子供の悩みのまとめ - 育児の色々 |
発達障害の子供の偏食の原因を探っていきたいと思います。
発達障害の子供は視覚や聴覚、嗅覚、味覚、触覚の
5感の働きが特に鋭く、味やにおい、食感に敏感なため
特定の食べ物を拒否してしまいます。
また今まで食べたことのない未知のものを嫌う傾向があるので
毎食同じものしか食べないということもあります。
発達障害の子供が偏食になるきっかけは初めて
食べてみた食品が味覚や食感が合わず
苦手意識をもってしまうことにあります。
その後は一切その食品を口にせず、
特定のものしか食べないので
ママの毎回の食事作りがとても辛いものになります。
私の子供も発達障害ですが今でこそ小学校の給食は
みんなと同じように食べていますが、
幼児期は米や豆腐、うどん、パンの白い食べ物や
唐揚げやポテトの揚げ物しか食べませんでした。
偏食の子供は周囲からはわがままに見えて
親のしつけが悪いと思われがちですが、
発達障害の子供の生まれつきの感覚が原因なので
努力して改善しようとしても
なかなか難しい問題ではあります。
2歳の子供の中には食べるのを嫌がったり
1口食べてはどこかへ行くなど落ち着いて
食べることができなかったりする子もいますね。
子供に食べるという認識が全くないのか
食べ物をぐちゃぐちゃかき混ぜて遊んでしまったり
食事中に暴れだすこともありまったく
食事が成り立たないということもあります。
ママは子供が用意した食事を食べないので
栄養が足りなくなって健康に影響があるのではないかと
とても心配してしまいますね。
そうなると焦って無理にでも子供に食べさせて
しまうこともあると思います。
ただそんな時は食事を強制するとかえって
発達障害の子供達には逆効果で
食事に苦手意識をもってしまい余計に
食べなくなってしまいます。
今は偏食でもいつかは食べられるようになるという気持ちで
気長に見守ることが大切なのです。
それでもなんとか子供の偏食をなくしたいと
親なら切実に思いますよね。
偏食の子供にいろいろな食べものを食べてもらう方法は、
徐々に食べられるものを増やしていくのが良いですね。
子供には好きな食べ物と苦手な食べ物がありますが、
好きな食べ物から徐々にメニューを増やしていきましょう。
普段子供が好んで食べている食事に似た味つけや形、
食感にしてみましょう。
かたい食感が苦手な子供には食材をミキサーにかけたり
ふやかしたりしてやわらかく調理しましょう。
逆にやわらかい舌ざわりが苦手な子供には揚げて
サクサクした食感にしてみましょう。
新しい食事に挑戦するときはスプーンの先に少しだけのせて
一口だけ食べてもらいます。
子供が食べることができたら「
ピーマン食べられたね。やったね」と沢山褒めましょう。
無理なら新しい食事は引っ込めて
またいつもの食事に戻してもかまいません。
また食事の時間はメリハリをつけるのがいいので
食事の時間をしっかり守ってお腹を十分に空かせてから
食事をとるように心がけましょう。
1回の食事が少なめの子供は
食事の回数をふやしてみると良いです。
お菓子類は好きな時にだらだら食べさせることは
食事の妨げになるので避けましょう。
子供の偏食は無理強いせずに好きな食べものから
食べられるものを徐々に広げていきましょう。
ただ家庭でどんなに工夫しても
お手上げ状態の時もありますよね。
療育センターの専門機関では子供の偏食にも
相談に乗ってくれるので、一人で抱え込まず
専門家の意見を取り入れて
子供の偏食をなくすことができればいいですね。