くしゃみや鼻水、鼻づまり、目や皮膚のかゆみがつらいのが
花粉症ですが、子供の花粉症に悩んでいる
発達障害の子供を持つママもいるのではないでしょうか。
以前は小学生ぐらいから花粉症になりやすい
と言われていましたが、最近では3、4歳から花粉症に
なることが多くなり低年齢化しつつあります。
発達障害の子供が花粉症になり不快感からパニックに
なった時の対処法はどのように
対応すればいいのでしょうか?
また花粉症を乗り切る方法や治療法を
これから紹介していきます。
発達障害の子供に関するお悩みのまとめです^^
発達障害の子供の悩みのまとめ - 育児の色々 |
花粉症の鼻水や鼻づまり、目や皮膚のかゆみは
感覚過敏の子供が多い発達障害の子供にとって
本当につらい症状ですよね。
不快な状態が続くと大声で泣き叫んだり物を
手あたり次第に投げつけたりして
パニックになることも考えられます。
発達障害の子供がもし花粉症でパニックになった場合は
まずは子供の気持ちが落ち着くまで
話しかけず見守ってあげましょう。
それから症状別に対処して原因を取り除いていきます。
鼻が辛いようなら優しく鼻をかむようにして
それが難しい場合は電動鼻水器をつかうと良いでしょう。
目のかゆみがあればこすらないように子供に言い聞かせ、
すぐに目を洗うようにしましょう。
パニックにならないためには子供の不快感を
取り除く以外にないので早めに
病院に行き治療をしましょう。
本当に辛い子供の花粉症ですが、
花粉が飛散する時期になったら
花粉を侵入させない対策が必要です。
特にマスクが効果的なので、できるだけ顔にフィットして
すきまがない子供サイズのマスクを
用意してあげると良いでしょう。
また花粉症になると子供は特に目の腫れが強く出ます。
私の子供も目がかゆくなり腫れて
2日間学校に行けませんでした。
花粉が目に入らないよう隙間をガードする眼鏡もあるので
外に出るときにだけ眼鏡をつける方法もあります。
市販薬では鼻の周りや鼻の中に塗る鼻腔クリームも
ありますし、顔や服にスプレーをして
花粉を防ぐ商品もあります。
白色ワセリンも鼻や鼻の中、目の周りに塗ると
花粉の侵入を防ぐのに効果的です。
子供が外から帰ってきたらうがいや手洗い、
できれば目を洗うようにしましょう。
空気清浄機も花粉の除去に効果を発揮します。
花粉の入り口である玄関に置いておくと
外からの花粉を防げます。
それと生活習慣を見直して子供自身の免疫力を高めて
花粉症に強い体を作りましょう。
食生活で特に積極的に食べてほしいのがヨーグルトなどの
乳酸菌を含む食品です。
乳酸菌は花粉のアレルギー症状のもとになる
IGE抗体の生成を抑える働きがあり
花粉症の症状が出にくくなります。
逆にあまり食べないでほしいのは
インスタント食品やスナック菓子です。
甘いお菓子やジュースの取りすぎにも
注意して糖分を控えましょう。
規則正しい生活を身につけて夜は十分に
睡眠がとれるよう気を配ることも大事です。
日本気象協会のホームページでは2月上旬ごろから
花粉の飛散状況をチェックすることができるので
それに合わせて家庭でも花粉対策をとりましょう。
花粉症は基本的に自然治癒では治らないので
病院で治療する必要があります。
アレルギー自体は治りませんが治療で
花粉症の症状を抑えることはできます。
花粉症の治療法は大人と子供は基本的に同じです。
病院は何科に連れて行けば良いのか迷うと思います。
鼻の症状が強ければ耳鼻科に、
目の症状がひどいときは眼科にかかりますが
実は花粉症じゃなく違う病気が
隠されているということもあるので
まずはかかりつけの小児科や内科を受診して
総合的に診てもらい耳鼻科や眼科を受診するのは
それからでもいいでしょう。
医師の問診をして症状で判断し治療をおこないますが
診断の参考のためにスギ花粉やヒノキ、
稲のアレルギーがないか確認するための
血液検査をすることが多いようです。
それから吸引や吸入の治療を受け、アレルギーの症状に
合わせて内服薬や点眼薬、点鼻薬を処方してもらいます。
花粉症は症状が出る前からの初期治療で
症状を軽くすることができます。
毎年花粉が飛散する時期に症状が出てくる場合は
シーズンが始まる1、2週間前に内服薬や点鼻薬を
使用することで花粉症の時期を遅らせて
終了を早めることができます。
ぜひ医師に相談してみてください。
鼻や目のつらい症状から発達障害の子供が
パニックになってしまったら
クールダウンをさせてから目や鼻の不快感の
原因をとりのぞきましょう。
また外出するときはマスクを着用し花粉避けの
スプレーや塗り薬で花粉を寄せ付けない
工夫をしてみましょう。
子供が外から帰ってきたらうがいや手洗い、
できれば目を洗うようにするといいですね。
花粉症は子供の日常生活に大きな支障を与えます。
自然治癒が難しい花粉症は早めに
医療機関にかかるようにしてくださいね。