発達障害の子どもを育てる皆さんの中には、
子どもが学校に行きたがらないのでどうすればいいのだろうと
感じているママもいるのではないでしょうか?
私にも発達障害の子どもがいますが、いまのところ不登校が
長引いているということはないのですが、時々学校に行きたくない
ということがあり、休ませることもあります。
ただ本当にこれで対応はよいのかと不安になることがあります。
発達障害の子どもは生まれつきの特性からコミュニケーションが
苦手だったり勉強が周りのペースについていけなかったり
ということがあります。
そのため学校のような集団生活が苦手で不登校になる確率が
高いといわれています。
今回は発達障害の子どもが不登校になった場合の対応や、
子供の接し方と不登校にならないための
対策を考えていきたいと思います。
発達障害の子どもが学校生活を楽しめるようためにも、
ぜひ参考にしていただければ幸いです。
発達障害の子供に関するお悩みのまとめです^^
発達障害の子供の悩みのまとめ - 育児の色々 |
発達障害の子どもが不登校になってしまったとき、
無理にでも行かせたほうがいいのか、それとも休ませたほうがいいのか
対応に困るということがあります。
子どもが不登校になってしまったときの対応は、
休ませてあげたほうが立ち直りも早いといわれています。
子どもが休みたいといったときは、ゆっくり休みなさい
という気持ちで接し自分から学校に行ってみようかな、
と思うまでとことん付き合う覚悟をもちましょう。
なぜかというと発達障害の子どもは
みんなについていくために日々頑張っています。
しかし頑張っていても発達の凸凹さによって、
みんなと同じことがうまくできなかったり、
クラスの子とうまくコミュニケーションをとれなかったりしています。
不登校になってしまったときはすでに
子供の心は悲鳴をあげている状態なのです。
学校には行かなくてはならないのは子供自身が
実は一番よくわかっています。
だから子供のつらい気持ちを受け入れ立ち直るまで待ちましょう。
ただ今の時代仕事をしているママも多いので
子どもが不登校になると大変です。
そんな時は保健室やクラスとは別の教室に
登校できることもあるのでそういうのを
利用してみるといいかもしれません。
子どもが安心できる環境で過ごすことができれば
不登校にはならないので、学校に相談してみるといいでしょう。
発達障害の子どもが不登校になったときに親は何とか子供に
頑張って学校に行ってもらいたくてアドバイスしてみたり
頑張れ!と激励の言葉をかけてみたりということがあります。
しかしアドバイスや激励の言葉は子供にとっては
ときに重たく感じることがあります。
子どもが不登校になったときは自己肯定感を高める
接し方がいいといわれています。
子どもが学校を嫌がることをダメと否定しないようにしましょう。
私もむかし不登校をしていた経験があるので、
体育の時間がいやだよね、などと自然と共感ができます。
頑張れ!という言葉は間違ってもかけられません。
子供には「わかるよ」という相槌ができればいいのかなと思います。
また今まで辛い思いをして学校に行っていたことに対して
「頑張っていたんだね」と褒めると良いでしょう。
頭をなでたり肩に触れたりして
スキンシップをしながら話をすると
子供の気持ちも落ち着いてきます。
発達障害の子どもが不登校になるのは、子供によって
様々な理由があると思います。
授業についていけない、周りのお友達関係がうまくいっていない
という理由が大きいと思いますが、通常学級に通っていることで
子どもに大きな負担がかかっている、ということも考えられます。
私の子供が受診している児童精神科の医師は、子供の障害を
受け入れていなくて普通学級に通わせている親がいま非常に多いと
話をしていました。
担任はたくさんの子どもを見てきている子どものプロなので、
その子の障害に気づいている場合が多々あります。
しかし実際に親から言われないとその子のためのアクションを
起こせないということが学校現場ではあります。
発達障害の不登校が不登校になったときは
子供に合わせた指導をみなおすことが大切です
子どもに合わせた指導をみなおす方法としては
みんなと同じ通常学級にこだわる必要はないということです。
例えば選択肢としては、ほとんどの授業を通常の学級で受けつつ、
週に何回か子供の特性に合わせて
通級指導教室に移動して指導をうける通級があります。
軽度発達障害の子どもが対象になりますが、それより障害が重くなると
特別支援学級や特別支援学校に編入学するという方法もあります。
学校で子供が置かれている環境をみなおすことが、
不登校を防ぐ手だてになるはずです。
いかがでしたでしょうか?
発達障害の子どもが不登校になった場合は、今まで頑張って
通学していた分休ませてあげるつもりで、学校に行かせなきゃと
あせらずに見守りましょう。
担任の先生に子どもが授業についていけていたか、人間関係でトラブルを
おこしていなかったかなど学校のようすを聞き、
保健室や別室での登校や、場合によっては通級指導をうけることを
考えてみるとよいかもしれません。
お子さんはこれから長い人生を歩んでいきます。
学校だけが人生のすべてではないのでお子さんにとって
いつでも良い選択ができるよう
親は常にアンテナを張っていきましょう。