発達障害の子供はおもちゃで遊ぶ時に、通常の遊び方とは
ちょっと違う使い方をする事が多いです。
おもちゃを渡す時も子供の様子を見ながら
フォローしてあげる必要がありますね。
発達障害の子供におもちゃを渡すときの注意点や
固執しすぎた時、おもちゃで遊ぶ事を辞めさせる方法を
調べてみましたので、ぜひ参考にして下さい。
発達障害の子供に関するお悩みのまとめです^^
発達障害の子供の悩みのまとめ - 育児の色々 |
発達障害の子供におもちゃを渡す時の注意点ですが
発達障害の子供は感覚にこだわりが強いので、
おもちゃを口に入れて感触を楽しむ事がよくあります。
ですから、口に入れても
安全なおもちゃを渡してあげましょう。
ビー玉やおはじきなどの小さいおもちゃや
割れているおもちゃ、先が尖っているおもちゃは
危険があるので特に注意しましょう。
私の子供に自閉症スペクトラムとADHDの診断を受けた
6歳の子供がいますが、とにかくおもちゃを
何でも口に入れていました。
注意してもなかなかやめず今でこそ頻度は減りましたが、
気がつくと小さいレゴのパーツなどを
口に入れたりしていました。
発達障害のお子さんにおもちゃを渡す時、
ママも子供の横で一緒に遊ぶようにしましょう。
おもちゃ本来の使い方を自分で想像するのが難しい
発達障害の子は、おもちゃでどのように遊べばいいのか
分からず口にいれるなど変わった遊び方をします。
だからと言って、正しい遊び方を教えて無理強いすると
自分の世界を邪魔されたと思うので、温かく見守りつつ
子どもの隣で本来の遊びを
さりげなくするのが望ましいです。
そのうち本来の遊び方に興味が湧くかもしれません。
発達障害の子供が一つのおもちゃに固執しすぎた時は
どうすればいいのでしょうか?
発達障害の子供はこだわりが強く変化を嫌い、
決まったおもちゃで遊ぶ事が多いので
一つのおもちゃに固執してしまう事があります。
おもちゃに固執しすぎた時、人に迷惑をかける事でなければ
子供の邪魔をせずに温かく見守ってあげましょう。
発達障害の子供がおもちゃで遊ぶのをやめさせるには
どうすれば良いのでしょうか?
これから食事の時間という時など、
どうしても遊びをやめさせなければならない事が
ありますよね。
やめるように声をかけても、聞こえていないかの様に
ずっと遊び続けてしまうという事があります。
集中するのはいい事なのですが、
発達障害の子供は度を越してしまいます。
やっている事に夢中になり、いつまでもやめず
切り替え出来ないのが発達障害児の特徴なのです。
おもちゃで遊ぶ事をやめさせる工夫があります。
スマホのアラーム機能を使って、
音を鳴らすのも効果的ですよ。
「この音が鳴ったら、おもちゃで遊ぶのは
おしまいにしようね」
と事前に子供と約束しておきます。
発達障害の子供は次の行動を約束すると
気持ちの準備が出来やすいのです。
またやめさせる時は具体的に伝えましょう。
私達は子供に注意する時「早く片付けて」
とついつい言ってしまいがちですが、そうではなく
「おもちゃを箱にいれてから手を洗おうね。」
と、具体的に伝えると伝わりやすいのです。
次の行動がイメージするのが苦手だから、
してほしい事を短く伝える事で
行動の切り替えがしやすいのです
注意しなければならない事は、
いつまでもやめないからといって
子供からおもちゃを取り上げてしまわない事です。
一時的に辞めさせる事は出来ても
根本的な解決にはなりません。
始めた事や今やっている事を無理やり辞めさせると
子供のストレスになり、イライラしたり泣き出したりします。
子ども自身で気持ちを切り替えられるような声かけや、
次の行動に興味を向けさせるのが一番の解決法ですね。
一見わがままに見える行動も、行動の切り替えが出来ない事や
こだわりが強い発達障害児の特徴なのですね。
どんな遊び方でもその子が好きな遊びを
存分にしている訳なので、危険な事がない限りは
温かく見守ってあげたいですね。
発達障害にも色々な個性があるので、
自分の子供にあう対処法が見つかるといいですね。