ADHDのお子さんを持つママはその特性の一つである
お子さんの不注意について悩まれている方も
少なくありませんね。
私自身にもADHDと診断された子供がいて
不注意だなと思う事が
子供が生まれてから今まで色々とありました。
次は何をやるのかと思うと、
いつもハラハラしますよね。
ADHDで不注意が多い時に出来る工夫方法や
改善方法と原因など調べてみましたので
よろしければ参考にしてみて下さい。
発達障害の子供に関するお悩みのまとめです^^
発達障害の子供の悩みのまとめ - 育児の色々 |
ADHDで不注意が多い時の工夫方法はあるのでしょうか?
例えば、小さい頃だと急に道路に飛び出しをする
子供もいると思います。
私の子供も何度も交通量の多い道路に
飛びだそうとしていました。
その時の私の工夫ですが、
ご存知のかたも多いと思いますが、
リュック型の紐のついたハーネスを
身に着けさせる事でした。
ハーネスを使うのは可哀想という声もありますが、
子供を2人連れて道を歩かなければならない為、
そうも言っていられませんでした。
ハーネスは成長と共に途中で嫌がるようになりましたが、
小さい頃の子供の不注意には
大いに役立ったと思っています。
お子さんに音のなるサンダルを履かせても良いですし、
GPS機器を持たせるという方もいますね。
忘れ物に関してはどのような工夫が必要でしょうか?
園や学校などに行きますと、
ADHDの子供は特に忘れ物をしやすくなります。
それは一時的に記憶し処理する
ワーキングメモリーの機能不全が原因な為だと言われています。
対策としては、持ち物の準備は持っていくものを
紙に書きだし、お子さんと一緒に確認する等の工夫をします。
ADHDの子供には、1度に全部を改善しようとするのではなく、
出来そうな事を1~2個選んで一定期間ママやパパ、
身近な人と一緒に取り組んでみると良いそうです。
ADHDの不注意の改善方法はどうでしょうか?
ADHDには不注意優勢型と多動性・衝動性の優勢型と、
すべて現れる混合型の3つに分類されるようです。
私の子供は普段は慎重すぎる位なのですが、
興奮すると多動・衝動性が強くなる傾向があると思います。
例えば仲の良いお友達と遊んでいて楽しくなってしまい、
興奮した状態の中、信号のない道路を
急に渡るなど不注意だったりします。
まずは、自分のお子さんの様子をみて
どのタイプに当てはまるのかを
観察してみると良いと思います。
またADHDによる不注意等の改善方法を学ぶのが
「療育」や「教育」です。
療育では発達障害に詳しい専門のスタッフが
ADHDの子供が生活する上で困ることのないように
対処法を教えてくれます。
対処法を知ることによってADHDの子供が
不注意を改善する事が出来るようになっていきます。
ADHDで不注意が多くなってしまう原因は
一体何でしょうか?
ADHDの特徴として「不注意」「多動性」「衝動性」
の3つが挙げられます。
不注意等の症状が起こる確かな原因というのは
まだわかっていないらしいのですが
ADHDは脳の前頭葉部分の機能異常と言われていて
行動などをコントロールしている神経系に
機能異常があると言われているようです。
よく、ADHDを持つ親は、周囲から育て方や
しつけが悪いと言われて悲しい思いをする事が
たまにありますが、それは全くの誤解なのです。
ADHDの子供は周りの環境を整え、
普段から対処法を考える事によって
特性である不注意を改善する事が出来るようです。
ただ、子供自身が1人で対処法を考えるという事は
難しいと思いますので、医師などの専門家の
アドバイスを聞きながら、周囲の人がADHDの子供が
生きやすい環境を整えてあげる事が
不可欠だと思いました。