こんこんとせき込み咳がたくさんでて止まらない、
また呼吸が苦しいといった症状が子供の喘息です。
発達障害の子供は特に喘息の子が多いと言われています。
発達障害と喘息の関係はあるのでしょうか?
また発作を起こしたときの対処法や
治療法はどのようなものなのか
これから説明していきたいと思います。
発達障害の子供に関するお悩みのまとめです^^
発達障害の子供の悩みのまとめ - 育児の色々 |
発達障害と喘息はどうやら関係性は深いようですね。
喘息は免疫の異常から発症しますが
免疫を管理しているのは自律神経で
発達障害の子供は先天的な脳の機能障害のために
この自律神経の働きをうまくコントロールをするのが
難しいので喘息になりやすいと言われています。
自律神経には交感神経と副交感神経があって
副交感神経が働きすぎの時に
喘息の発作になりやすいのです。
またリンパ球が増えてアレルギーにもなりやすく、
気管支がアレルギーを起こして
過敏になってしまうことによって
のどがはれたり痰がたくさん出やすくなったりして
呼吸がしづらくなります。
喘息はどんなに気を付けていていても
完全に発作を防ぐことは難しいので
急に発作が起きることもあります。
そのために吸入器は常に持ち歩くと良いのですが
吸入器を持っていない場合もあるでしょう。
発作が起きた時の対処法はすぐに部屋の中の
ほこりや煙などを取り除いて
新しい空気を入れ替えましょう。
またのどにたんが絡んで呼吸が荒くなるため
体内の水分が奪われてしまいますので水や麦茶、
ジュースで水分補給を行いましょう。
そして寝るより座ったほうが呼吸は楽なので
姿勢にも気を配りましょう。
乳児の場合は抱っこの姿勢が良いですね。
発作が起きると呼吸が浅くなりがちです。
子供に落ち着かせるために「吸っておなかを膨らませるよ」
「息をゆっくりはきだすよ」と順番に伝えて
ゆっくりと腹式呼吸をさせましょう。
喘息の治療方法には何にどのぐらい反応して喘息を
おこしているのかアレルゲンを特定する必要があります。
その為にはまず血液検査をすることが多いです。
検査によって犬や猫の動物の毛やカビ、ダニ、
花粉の原因物質がわかります。
喘息の子供は特にハウスダストやダニの
アレルゲンに反応することが多いようです。
治療法は炎症を抑える作用が強い
吸入ステロイド薬で治療をしていきます。
病院でも吸入して治療をしますが、
ひんぱんに喘息になりやすい子供は夜間でも
吸入が必要なので自宅用の吸入器を
購入します。
長期にわたって化学薬である内服薬は飲ませるのは
心配という場合は漢方薬を治療の
選択肢の1つにしてもいいですね。
小児喘息の子供の漢方薬もありますので
医師に相談してから使用してみましょう。
また治療と合わせて心掛けたいのは運動をすることです。
喘息になると呼吸が苦しそうなので運動は
控えたほうが良いと思いがちですが
運動することによって体力がつき免疫機能が高まるので
喘息の症状が良くなっていくようです。
水泳や体操、サッカー、野球などなんでもいいので
子供の好きなスポーツをさせてあげましょう。
発達障害の子供は先天的な脳の機能障害が原因で
自律神経がうまくバランスが保たれず、
一方の副交感神経が過剰に働きすぎるために
気管支がアレルギーを起こして
喘息の症状になりやすいのですね。
発作が起きた時のためにも
吸引器は常に持ち歩くようにしましょう。
持っていないときは部屋の換気や腹式呼吸、
水分補給をし、座って呼吸が楽な姿勢を
とることが対処法になります。
病院の治療と合わせて運動するのも
喘息には効果的なのですね。
小児喘息は小学校卒業までにはほぼ治ると言われています。
それまでには子供が気持ちよく日常生活を送れるためにも
治療をして症状を和らげてあげたいですね。